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2018/01/10

2018年ことはじめ


2018年が明けて早1週間…。昨日やっと今年最初の大仕事?である論文の執筆を終えた。執筆を始めてから1ヶ月弱,提出日3日前にしてようやく,ようやく形になりました。とりあえずホッとしている。

今回論文にしたのは,企業ロゴの印象について。いくつかの外国企業の企業ロゴを調査参加者に提示し,それぞれのロゴに対して,質問項目にあるような印象をどの程度感じるか評定してもらった。また,各企業ロゴを色や形,フォント,大きさなどのいくつかのルールに基づいて評価した。そして,それらのデータを因子分析&ラフ集合分析して,どのようなデザインがどのような印象を人に与えるか,をまとめた。
本研究の個人的なハイライトは,ラフ集合分析をやってみたことだ。因子分析は何度かやったことがあったが,ラフ集合分析は聞くのもやるのも今回が初めて。本を読んで基本をおさえ,かなり付け焼き刃な状態で取り入れた。企業ロゴの評価データ最初にしっかり用意しなかったせいで何度も分析をやり直すことになったが,そのおかげでラフ集合分析はけっこう使えるようになったし,因子分析のみで明らかになったこと以上のことが明らかになったので,やってよかった。

にしても,今回の論文執筆,振り返れば長い道のりだった…。テーマの選定から絞り込みまでに紆余曲折しまくり,結局収拾がつかず,先生の研究テーマの一つである企業ロゴについてやることになり,やることは決まったもののモチベーションは浮上せず,よってなかなか執筆は進まず,分析をしてもいまいちピンとくる結果は出ず,分析対象絞ったらいい感じになりそうだと気付いてまた分析をやり,結果が出たところで書き始めたら今度は規定どおりの図表を作るのにまた時間を要し,図表を完成させて考察を書き始めたら,データにボロが出てきて分析をやり直し,さらに考察も書き直し…という感じで完成した代物である。完成したとはいえ,今回の顛末については反省し学習しなければいけないことがたくさんあるので,そうしたい。

この1~2ヶ月間,主にゼミ室で分析や執筆を行っていたのだが,同じく論文を抱えてゼミ室に詰めていたM2の皆さんには本当に助けられた。分析や論文のストーリー展開のヒントとなるような助言をたくさんもらえたし,サブカル話や世間話でも大いに盛り上がり,ものすごい息抜きになった。サンリオピューロランド行こうとの突然の誘いにも付き合ってくれた。それに,なんといっても頑張っている人が近くにいるというのはとてもいい。私もやろう!って気になれるから。一人だとすぐ気が散ったりくじけたりしてしまう状態だったので,ゼミ室とM2の皆さんの存在は本当にありがたかった。感謝!

ところで,私の今年のテーマは「消費から生産へ」だ。論文が完成したことでとりあえず1つ生産できた。でも普通に生活していると,消費のほうが多くなりがち…。今後も生産がんばろー!