自己紹介

自分の写真
オンラインで英語個別指導します https://yokawayuki.com/service

2019/09/01

ビームライフル射撃体験!

先日, 伊勢原射撃場(http://www.isehara-shooting.jp/)でビームライフルを撃ってきた。ビームライフルというのは実弾の出ないライフル銃。実弾の代わりに光線を使用し,光センサーで的のどこに当たったかを競うのだ。 

これがビームライフル
ビームライフルの存在を知ったのは,つい数ヶ月前のこと。元々射撃競技を見るのが好きで,機会があれば自分でもやってみたいと思っていた。来年の東京オリンピックに湧く昨今,生で射撃を見れたりしないかなと考えていた矢先,結局射撃ってどうやったら始められるのか気になって,いろいろ調べてみた。そしたら,とりあえずそもそも銃を所有するのに手続きやらお金やらが大変だということが分かり,その過程でビームライフルの存在を知った。ビームライフルであれば免許もいらないし,置いてある射撃場に行けば,誰でも体験ができる。というわけで家から比較的行きやすい,伊勢原射撃場へ行ってみたのだ。 

小田急線の伊勢原駅から,射撃場の最寄りバス停までバスで約20分。バス停からさらに10分ちょっと歩く。射撃場の周りは少しの住宅と畑や森で,静かなところだが,射撃場が近づくにつれて,射撃の弾を撃っている音がパーンパーン聞こえてくる。射撃場の敷地は広い。 

10m先の的
建物の中に入って受付を済ませ,建物2階のライフル射撃場へ。向かって右側は的まで50メートルある,小口径ライフル射撃をする人たち用の射撃場。向かって左側は,的まで10メートルの,エアライフルやビームライフル体験の人のための射撃場になっている。エアライフルのところには,高校か大学かの部活生もちらほらいて,小口径ライフル場では,自前のライフルを持参し,射撃ウェア?を着た人がちらほら。ビームライフルエリアには,自前のビームライフルを持って射撃していた方がいた。 

10点とった!
さて,受付してくれたおじさんに銃の持ち方やら扱い方を教わっていざ持ってみると,めちゃ重…。体で支えられる気がしない。というわけで最初は椅子に座って,机の上に置いてある枕というものの上にライフル銃を置いて的を狙って撃つことを勧められた。ライフル銃の手元側と先側にある黒いリングから的を見て,狙って撃つのだ。打つとすぐその後に,的のどこに当たったか点数が表示される。数十回やって,座って打って高得点が安定して 出せるようになってきたので,今度は立って,銃を自分の身体で支えながら撃ってみた。重くてフラフラするのでなかなか焦点が定まらず,打っても全然点数にならないことも度々あったが,何度も練習するとさすがに重さにも慣れ,身体も使えるようになってきて,最高得点である10点を何回か出せるようになってきた。 

実は,私はライフル銃を撃つのはこれが初めてではない。数年前,ベトナムで実弾を撃ったことがあるのだ。ホーチミンに,ベトナム戦争やベトコンについて知れる屋外博物館があって,射撃体験できる。そこで,5,6発撃った。あのときは,ヘッドホンをしてもものすごい音が耳に響いてきて凄くビックリしたし,銃を打ったときの身体への衝撃にとても動揺した。なので,あの時も確か的はあったのだが,的に当てる所ではなかった。それに引き換えビームライフルは,弾が出ないので撃っても引き金を引く音くらいしかしない。また,衝撃も皆無である。ただひたすら重い。 

でもとても楽しかった。一発撃つたびに集中し,結果は点数となってすぐフィードバックされるから,今ここはまずかった次打つ時はこうしよう,次もこんな感じでいってみよう,と次に繋げやすく,なんとなく上達した感が得られた。とはいえ,高得点を継続的に叩き出すには,長時間持つ集中力と身体の安定性,あとはそれなりの視力が必要だろうと感じた。 

今回はライフルだったが,許可なしで扱えるデジタルピストルも体験できるところがあるらしく,いつかそちらにも行って体験してみたい。かっこいいなと思って競技でよく見ていたのはピストル射撃だったので,ピストルのほうにより興味がある。ピストルはライフルよりは軽いけれど,ライフルのように肩で支えて狙うわけじゃないから,より身体の安定性が必要なんじゃないか。ぜひ体験して比較してみたい。