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2018/05/26

漫画記 花田陵「デビルズライン」

「デビルズライン」がめっちゃ面白い。ここ数ヶ月,はまってます。もうこの漫画は,何度も読み返したい漫画ランキング(私基準)トップ3に入る。なぜなら,読み返すたびに感情が動くし,何かしら発見やら思うところが出てくるから…。読み応え大の漫画です。既刊は現在11巻,雑誌はモーニング・ツーで連載中。続きがめちゃくちゃ楽しみだー!

私は漫画が好きでよく読んでいるのだが,好きになる漫画に傾向があることが分かってきた。ざっくり分けると2つ。からっと笑える恋愛漫画と,人間関係,人の気持ち,感情についてどこまでも考えさせられる漫画である。「デビルズライン」は,完全に後者。ストーリーに深みがあると思う。世の中で常識とされていることに「そうなの?」って問いかけてくるような感覚。最初の1話はけっこうなスピード感と衝撃を伴って話が展開し,その後数話は,主人公とヒロインの恋愛話が進んでいくのかなーと思いつつ読んでいると,登場人物がどんどん増えてきて,しかもその登場人物たちはそれぞれの背景のもと,社会を変えようと行動を起こし,人との関係をそれぞれのやり方で築いていこうとする…。割り切れるような答えじみたものはなく,複雑に話が進んでいきます。それに登場人物たちの心情描写がとても丁寧(個人的にはココ重要!)。彼・彼女たちが,今何を考えていてどういう気持ちでいるのかがリアルに伝わってくる。それは,それぞれが発する言葉(登場人物同士での会話もそうだし,それぞれのモノローグもそう)からはもちろんだし,表情からも伝わってくる。作者の花田さん,切ない気持ちを抱える男性の表情を描く天才なんじゃなかろうか…。けっこう多い主要メンバーのキャラ設定,作り込まれていると思います。

好きな漫画には好きなキャラが必ず存在するよね!ということで,「デビルズライン」に関しては,私は,主人公の安斎さんがとても好きです。彼は少し不器用ですが,本質的にはまっすぐで優しい。それに外見もイケメンですし…。それに設定上,電柱から電柱へ跳べるのですが,それもかっこよくないですか!

興味を持った方!ぜひぜひ試し読みを。講談社の公式サイトで3話分読むことができるほか,http://morning.moae.jp/lineup/151 LINEマンガでも公開中。こちらは,1話を2つに分けて公開しているので,17話分無料で読めます。https://manga.line.me/product/periodic?id=0000auem
ちなみに現在,アニメも放送中。http://devilsline.jp/ アニメも面白いし,主要人物の声がキャラと合っていていいですね!個人的には,李さんの声(CV:木村良平さん)がとても好きだ…。でも,原作よりも話の進み方が早く,はしょっている場面も多いので,個人的には漫画を読んでいただきたい!

2018/05/11

愛おしきモブたち in ウォーリーをさがせ!

先日まで銀座松屋で開催されていた「ウォーリーをさがせ!展」(http://wally30.jp/)がめっちゃ楽しかった!ウォーリー誕生から30年間…代表的なウォーリー作品と,作者マーティン・ハンドフォードが若い頃に描いた作品,合わせて150点の作品が展示されていた。彼の作品を観るのはなぜこうも楽しく興奮するのか!


私は子どもの頃からウォーリー作品が大好きだ。今でもはっきり覚えている。小学生のとき,子どもの手には少し大きめのウォーリーの本を開いて,隅から隅まで必死で眺めて,ウォーリーとその仲間たち(ウェンダ,ウーフ,しろひげ,オドロー)を探していた。さらには彼らの落とし物(鍵,カメラ,骨,巻物,双眼鏡)や巻末のリストに難易度高なものまで探していた…。そして私のウォーリー探しは,本の中だけにとどまらなかった…!数年前,スマホアプリ「Wald & Friends」(https://www.playstoresales.com/app/waldo-and-friends/)をダウンロード,こちらでもウォーリー探しに勤しんだ。その結果,公開分は全てクリア。さらに,今年のエイプリルフールあたりに,Googleマップで展開されていたウォーリーとその仲間たち探しももちろん全部クリア。「どんだけウォーリー探してんだ,我!」と自分にツッコミを入れたくなってくる。

さて,なんで私がこんなにウォーリー作品が好きなのかといえば,もちろんウォーリーたちを探すのも楽しいのだけれど,モブたちを観るのがすごく楽しい,というのも理由の1つ。珍奇な格好してる人や、何かと何かを組み合わせたような不思議な生き物、言葉遊びをベースにしたモノなど、よくぞこんなに思いつくな!というくらい,作者の想像力が弾けてるイラストがたくさん載っているのだ。

そこで今回,少々前置きが長くなったが,そんな愛おしきモブたちを少し紹介しようと思う。だいぶ多いが,これでも絞っている(汗)写真は,展示会で購入した図録に掲載されていたイラストを撮ったものだ。ここで紹介するにあたり,図録に掲載されているイラストをじっくり眺めたが,ウォーリー作品は「観る度に新しい発見が必ずある!」といっても過言ではないほどに細かく凝って描かれている。なので,見逃してしまった愛おしきモブもいるかも…とういう少しの不安を抱えたまま紹介する。写真をクリックすると拡大されるので,ぜひご覧ください!それぞれの写真には、イラストのタイトルと渾身の(?)一言を添えました。お楽しみあれ!!

In Town Again!
牛さんとライオンさんの驚愕の表情!

In Town
この人のヴァイオリンはひどいものなのだろう。
草で首がしまっている子が…!
Once Upon a Saturday Morning
人が熊をつかまえ,熊が人をつかまえる…
Airport
時計隠しすぎ!

A Sporting Life
卓球(table tennis)にかけてる!
絵画組,算数組の傍らで虫?たちも参加…
The Riddle of the Pyramids
ミルクをゴクゴク。
ミイラさん,生きてるの!?
逆さのピラミッドもいいよねー!
The Future
乗り心地最高!な惑星。ポセイドンもご満悦。
ミルクが並んでいるのは,milky wayにかけているそうで。

The Railway Station
両手の荷物からいろいろ出ていますよ!
指一本でかばんを持ち上げる強者も!
Safari Park
シマウマがしましまの横断歩道を渡る。
角自慢の動物たちも!
The nasty Nasties
魔女さんたち,ドラキュラさんの交通整理に従ってます。
ほうきだけ飛んでいってしまった魔女さんも。
岩の男性,目にほうきが刺さってイテててて…
The nasty Nasties
ボウリング,楽しいよね!
On Tour with the Vikings
この舟,先に進まないよね… 
The Land of Wallies
靴が脱げて,しましまの靴下が!
この作品中の本物のウォーリーです。
A Great Moment of Romance
ドットのお洋服ウォーリー!
Being a Pirate
僕たち,前掛けかけてお食事を待ってます!
The Wonderful Portrait Puzzle
髪の毛がおヒゲに,おヒゲが髪の毛に…
Horseplay in Troy
盾は,ルールを示すのにも使えます。
Horseplay in Troy
笑い声の盾の隣で,苦悶の表情を見せながら落ちる人と盾。

Museum
スタイルいい人にお客さんをとられてしまって,なんか可哀相…
Museum
寄りかかったら崩れるほど脆い柱。
力こぶがでないよー!
あれ,本物が絵の中に?


The Deep-sea Divers
手型のさんごと,親タコに睨まれる狩猟者たち。

The Deep-sea Divers
塩をまく人魚にお魚アート!
ノコギリザメや,あしか(sea lion),なまず(catfish),ツノザメ(dogfish)…




The Monster Masterpiece
さ,お着替えお着替え…

The Monster Masterpiece
怪物だって恋します。皆に見守られながら…

The Monster Masterpiece
あの娘の夢を…人でも怪物に恋します。