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2017/05/03

大好きだー!「ユーリ!!! on ICE」

「ユーリ!!! on ICE」(http://yurionice.com/)もう大好きだー!ホントにいい!感動。

昨年放映されていた「ユーリ!!! on ICE」,遅ればせながら3週間くらい前に全話見終えた。見ていたときの興奮と好きな気持ちは未だに膨れ上がるばかりで,ここのところ,好きなシーンを見返したり,劇中で使われていた曲をBGMにして家で作業したり,グッズを買ったりしている。そんな中つい数日前に飛び込んできた,完全新作劇場版制作決定の告知!twitterで流れてきた瞬間に思わず叫んでしまった。公開が待ち遠しくて仕方がない。さらに,その告知とタイミングがばっちり合っていたAbemaTVでの全話一挙放送。全話ぶっ通しで再び鑑賞。やっぱり面白い。いろいろ思いがあふれて涙が出てくるシーンもある。好きなアニメはいくつかあるが,私をここまでドキドキさせ,ゆさぶってくるのは「ユーリ!!! on ICE」が初めてだ。

ヴィクトル・ニキフォロフ&ユーリ・プリセツキー
ALTAでパシャリ
好きな気持ちを文章化して伝えるのはすごく難しい。伝えたいこと全部のうちの半分も伝えられていないような気がする。自分の気持ち,伝えたいことを的確に表せるだけの語彙力と表現力が足りないのがもどかしい。それでもやっぱり伝えたいから書き綴っているのだが,「ユーリ!!! on ICE」の何がそんなにいいのかって,自分の気持ちを開放して,落ち込んだりもがいたりしながら,ほしいものを手に入れるために戦って前へ前へと進んでいく勇利にすごく共感するのである。そのような人がいかに美しくかっこいいことか。そして,勇利が語る言葉には私の気持ちを代弁してくれているようなのもたくさんあって,自分ごとのようにとらえずにはいられない。中国GP・FSの回の勇利の気持ちなんて痛いほど分かる。そんな勇利のコーチになるのがフィギュアスケート界のリビングレジェンド,ヴィクトルなのだけど,ヴィクトルの勇利への向き合い方,接し方も私はすごく好きだ。感情表現がストレートで自然体。勇利との時間をいつだって楽しんでいるし,勇利に失望したりあきらめたりもしない。勇利と一緒の場面以外でもヴィクトルの魅力は随所であふれ出ていて,彼の人懐っこさと,自由で少しおとぼけな感じ,それから容姿は私を惹きつけてやまない。そういうわけで,ヴィクトルは私がいちばん好きなキャラクターである。

「ユーリ!!! on ICE」の魅力は他にもたくさんある。先に書いた勇利とヴィクトルのほか,世界各国からたくさんのフィギュアスケーターが登場する。写真右のロシアのユーリはかわいくもアクの強いキャラなのだが,他のキャラクターも個性派ぞろい。大会での選手同士の掛け合いとか,個性ダダ漏れのスケーティングは見ていて全然飽きない。ロシアのギオルギーは,ちょっと残念な感じなのだが,ヴィクトルの次に好きなキャラかもしれない。中国GP・SPのときの化粧と演技は何度見ても爆笑もんだ。とはいえ,あんなにも感情を込めて滑る姿は愛おしくもある。
そんなキャラクターたちを生かしつつ,ストーリーもテンポよく進んでいく。大会の結果はどうなるのか,どんなライバルが現れるのか,勇利はどう変わっていくのか,ヴィクトルと勇利の関係はどうなるのか,など話の展開が最後まで読めず,それこそヴィクトルのモットーである「人を驚かせること」がぴったり当てはまったストーリーだった。
フィギュアスケートのパフォーマンスの美しさも「ユーリ!!! on ICE」の魅力だ。このアニメのオープニングで流れていた勇利とヴィクトルとユーリの滑る姿を初めて見たとき,なんて美しい映像なんだと思ったのを憶えている。身体の動きがなめらかで,流れるように滑り,回る。手の動きや身体の向き,筋肉の動きに至るまでその映像はとてもリアルで,こんなふうにアニメで表現できるなんてすごいと心底思った。そんな映像の美しさに引けを取らず,オリジナルの音楽もまた美しい。先に,自宅での作業中のBGMにしていると書いたが,youTubeを見ると,たくさんの人がカバーしたビデオをアップロードしていて,音楽も人気なのがよく伝わってくる。BGMとしての私のお気に入りは勇利のFS曲「Yuri on ICE」とユーリのSP曲「愛について~Agape~」,ヴィクトルのFS曲「離れずにそばにいて」だ。オープニングとエンディングの歌もまた良い。歌詞はストーリーの内容をすごく反映していて,グダグダとくすぶってる人間に渇を入れてくれるかのようだ。(曲を聞きたい方はこちらから→ https://goo.gl/hJD7Dn YouTubeにアップロードされているカバーのビデオをいくつかピックアップしてリストにしています)

こうやって好きな気持ちをいろいろ書いていると,「好き」がますます増殖していっている気がする。また観たくなってきてしまった。
まだ観たことがない人はぜひ一度ご覧あれ。大好きな人はぜひお声掛けを。語り合いましょーう!