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宇宙で生きる😎🌏🌠 感じたこと,考えたこと,学んだことを ぽつぽつと。 語学,旅,脳,久保みねヒャダ,エレメンタリー ホームズ&ワトソン,戦国,信長,ヴィクトル,ユーリ!!! on ICE,読む,線画が好き。 認知・思考の仕組みが気になる。 新聞記者,英語講師経験あり。 1986生まれ。

2014/11/07

抽象化の技術

人と話をしたり本を読んだりしていると、知的な意味で「この人すごい」と思う瞬間がある。なぜそう感じるのか、それらの人たちの発言を振り返ってみると、1つの特徴が浮かんできた。抽象化の技術に長けているのだ。

ここで言う抽象化の技術とは、現象の要点を取り出し、その要点を別の表現を用いて普遍的な次元・高次元に適応させた形で処理することである。例えば、世界情勢や社会問題に関するニュースを見たとする。まずはそのニュースの内容を把握する。そしてそのニュースの主人公たち(国や団体、個人など)の思想や置かれている環境をふまえつつ構図を読み取り、そのニュースが意味していることを解く。もう1つ例を挙げると、例えば、誰かの悩み相談を受けたとする。まずは悩みを把握し、その悩みに出てくる人物や文脈などから、悩みを生み出している根幹部分を見つけ出す。1を聞いて10を知る、そんな感じだ。

現象を抽象化すると、それまで複雑極まりなく見えていたものが理解しやすくなる。さらに、さまざまな現象から抽象化した複数の概念は、互いに比べたり、組み立てたりできる。そうすることで、問題解決がしやすくなったり、他の現象を抽象化するときに適用できたりもする。

どうしてそんなことができるのか、すごいと感じた人に以前聞いてみたことがある。その人の中では全く自然になされていることなので特別なことはないという。ただ、いつも考えている、とのこと。起こったことについて、こういう場合はどうなるのか、をいろいろなパターンでシミュレーションしているらしい。そこには前提となる知識も必要だが、知識量というよりも、その知識をつないで何かを構想するほうに重きが置かれている。

理屈は分かった。が、修練である。

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