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2020/04/22

機械翻訳がここまでくると…

ちょっと話題になっていた機械翻訳を使って,以前書いたブログ記事(https://yukiron.blogspot.com/2020/03/blog-post.html)を英訳してみた。そしたらこの精度。DeepLに至っては,熟語や無生物主語とか使ってくれて,より自然な英語に訳してくれている印象。もちろん,ちょっと?な文章もあるので,完璧に訳してくれてるとは言えないが…2つのいいとこどりをして少し調整したら,かなり良い感じの英語の文章になるのでは。
機械翻訳がここまでくると,4技能で英語力を分けるなら,リスニングとスピーキングスキルの必要性が相対的に上がる。書いてあるものや,書くことは,その場・そのときのものではないから,時間と手間がかかってもネットで機械翻訳通せばそんなに問題ない。でも,会話は録音でもしない限り話が進んでいってしまうから…会話でももちろん翻訳機や通訳使えるけど,友人や親しい人との会話でそのようなコミュニケーションを取りたくない人も多いのではないだろうか。
リーディング・ライティングに関しては,それこそ書いてあること・書きたいことをそのまま翻訳するだけでなく,その裏にある背景,文化的なもの,書き手の意図などを読み取れるか,あるいは英語を使って表現できるかが勝負(読解力・表現力)。ま,これは日本語の文章を読んだり書いたりするときもきっと同じだろうけど。


2020/04/09

#うちで踊ろう やってみた!

外出自粛となり、仕事もリモート。
気持ちはなかなか晴れないけれど、悶々・ソワソワしてても仕方がない!おうちでできることをめいいっぱいやって、将来に備えたいこの頃だ。

さて、星野源さんがつくった、「うちで踊ろう」、優しい音楽でとても素敵だ!だから私ものっかってみた。
せっかくなので、英訳頑張って、英語で歌ってみました~!

私たちの心が少しでも晴れますように…




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2020/03/14

海外と英語。私の目を開かせてくれた音楽。

イギリスのロックバンド Lostprophets は,私の目を海外に向けて開かせてくれた。それまで,海外のことなんて気にも留めていなかった私は,彼らと出会ったから海外に興味を持つようになったし,洋楽や洋画など海外の文化に貪欲になったし,今生業にしている英語を勉強しなくちゃ!となった。今思えば,彼らはそれくらい私の人生に大きな影響を及ぼした。

とはいっても,きっかけはすごく些細なもの。ある日の深夜,なんとなくテレビを見ていたときのこと,CMである曲のミュージックビデオが流れた。それが,Lostprophets の「last train home」。サビの部分が流れ,それを聞いた瞬間,すごくすごく大きな衝撃を受けました。一瞬で興奮し,すごい!かっこいい!もっと聞きたい!,とこれまでにないくらい強烈に心が動いた。それから私は,彼らのアルバムをすべて集めて聞き込み,歌詞を読み,当時Lostprophetsも利用していた音楽系SNSサイトMyspaceにも登録し,インターネットでも彼らの未発売の曲やライブ音源などを探しまくり,数ヶ月後に予定されていた彼らの来日公演のチケットも確保した。そして迎えた来日公演。彼らのパフォーマンスを生で見ることができて,本当に本当に嬉しかった。興奮した。曲を聞きながら飛び跳ね,彼らと一緒に歌った。

そして何曲か曲を演奏し終えた後,音楽が止み,ボーカルのイアンがMCを始め…。そのときまた私に衝撃が走った。えっ!何言ってるか全然分かんない…。後に知ることになるのだが,彼らはイギリスのウェールズ地方出身。ウェールズの英語は私がこれまでになじんできたアメリカ英語とは発音に違いがあるため,初級者には聞き取りにくい。とはいえ,大好きなバンドが来日し,私もその場に居合わせることができ,しかも私たちファンに向けて何かしゃべっているのに,なんにも分からない。私にはそれがとても悲しかった。それで,こんな思いもうしたくない…英語を勉強しよっ!となったのだ。

2020/02/13

本レビュー ターリ・シャーロット「事実はなぜ人の意見を変えられないのか 説得力と影響力の科学」

人を動かすための方策を練りたい方にはもってこいの本。それから,自分は特別!私は誰にも左右されないの!という思いを抱いている方にももってこいかもしれない。いずれにしても,この本からの学びは,脳の接近ー回避の法則はやはり強固。さらに,人の生存欲求というか自己保存欲求というか,それも強固。また,感情及び,意識の範疇外で起こっていることにもっと目を向けるべきだ。ということ。

「事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学」の原題は「The Influential Mind  What the Brain Reveals About Our Power to Change Others」。脳のあり方をふまえ,人が影響されているとき脳はどういう状態なのか,どうすれば人を動かせるか,いかに人が他者から影響されているか,を実際に行われたたくさんの実験や,エピソードを交えて丁寧に解説している。笑ってしまう話や,あ~そうだよね~,えっホントに!?など,自分の日常やこれまでそうだと思っていたことと照らし合わせて,いろいろな気持ちを味わいながら学ぶことができると思う。下記に述べるtipsだけを考えるとそれほど目新しいものではないかもしれないが,あちこちで言われている断片的なことを1冊にしてくれた感がある。また,脳の反応がエビデンスとして紹介されているので,ただのノウハウ本よりも信用がおける。

「事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学」の原題は「The Influential Mind  What the Brain Reveals About Our Power to Change Others」。脳のあり方をふまえ,人が影響されているとき脳はどういう状態なのか,どうすれば人を動かせるか,いかに人が他者から影響されているか,を実際に行われたたくさんの実験や,エピソードを交えて丁寧に解説している。笑ってしまう話や,あ~そうだよね~,えっホントに!?など,自分の日常やこれまでそうだと思っていたことと照らし合わせて,いろいろな気持ちを味わいながら学ぶことができると思う。下記に述べるtipsだけを考えるとそれほど目新しいものではないかもしれないが,あちこちで言われている断片的なことを1冊にしてくれた感がある。また,脳の反応がエビデンスとして紹介されているので,ただのノウハウ本よりも信用がおける。

本書で提示されていた人を動かすためのtipsは以下のとおり。これらのtipsを,人を動かしたい状況,相手などに合わせてどう具体的に表現していくか,が腕の見せどころか。
・人が「正しいと信じている信念」に対しては,決定的な反対証拠も役に立たない。拒絶されるたり,逆に,正しいと信じている信念がいかに正しいかを説得させられることになる。
・メッセージが相手に伝わるには,相手の感情に働きかけること。自分と相手の気持ちが共有されている状態に。
・罰や脅しなど,恐怖を喚起するものは説得にはマイナスに働く。むしろ,褒めや報酬など快を期待させることが行動を促す。
・喪失への不安は行動を止める。
・「自分がコントロールしている」という感覚は満足感を高め,人を行動へ向かわせる。コントロール感を阻害する注意や警告,管理は人を不安にさせる。
・情報を伝えるときは,相手の知識のギャップを示し,それを埋めるようにする。
・メッセージはポジティイブな観点から伝える。良いことが起こる可能性を強調したメッセージのほうが人の注意を引くことができる。人は自分が後で傷つくとしても,悪い知らせを避ける。
・相手の心の状態によって,メッセージの受け取られ方は変わる。ストレス下や恐怖下では,リスクを避け,無難な行動をとる。

本書後半は,人は(気づかないうちに)他者に影響されている,ということについて。人は生まれた日から周りを見て学習を始める。他人は自分が持っていない情報を持っていると思って,本能的に他人の選択をなぞってしまう。他人の意見によって,記憶の痕跡は物理的にも変化する。さらに,変化をもたらすにはたった一人の異端で十分,などが様々な実験とともに伝えられる。
さらには集合知についても言及している。たくさんの人の意見を集約して平均するとだいたい正しいと言われるが,お互いがお互いに影響を与えている社会でそれはいつも成り立たない。成り立つには工夫が必要である。まず第一に,たくさんの人がそれぞれできるだけ独立して意見を言っている必要がある。また,一人の意見でも時間を空けて出された複数の意見を集約したほうがいい。いずれにしても,誰がどんな状態で述べた意見なのか知らずに,みんなの意見の平均を鵜呑みにするのはよろしくないということである。多数派に走ってしまう本能を適宜抑えなくてはならない。

そんなわけで,私の備忘録も兼ねたくて全体を簡潔にまとめてみた。興味を持った方はぜひ手にとってみてください!

2020/01/29

シロイルカめぐり ―島根県立しまね海洋館アクアスに行ってきたよ!

シロイルカをめぐる旅もついに最後の1館に!遠路はるばる島根県に初上陸。シロイルカたちが作り出す3つのリングに感心しつつ,朗らかに泳ぐさまにほっこりしてきた。大きな水槽のそばに近づくと,シロイルカたちは興味津津に寄ってきたり,こちらを見ながら泳いだりしてくれる。本当に愛くるしい生き物だ。

しまね海洋館アクアスは,日本海に面した石見海浜公園内にある。水族館にもその地域色は表れていて,地元石見の海や磯に住む魚たちの展示(美味しそうに見える魚がちらほら)があったり,縁の深い日本の神話に登場するワニ(サメのことらしい)の種類が多いのが,他のこれまでに訪れた水族館とは違うところ。それから,哺乳類系の展示も少なめ。哺乳類は,シロイルカとアシカとアザラシくらいだ。

HPにでの事前予習によると,アクアスにいるシロイルカは,水中でのリング作りが得意とのこと。パフォーマンスではそれを見せてくれるらしい。今回パフォーマンスを見せてくれたのは,ケーリャ(♂)とその子,シーリャ(♂),ミーリャ(♀)の3頭だ。ケーリャはさすがお父さん,いちばん大きい。そして他の2頭に比べると,少し落ち着いている印象。ミーリャはまだ子どもなのかな,体の色がまだグレーがかっている。この3頭が見せてくれたのは,キャッチボールと,魚に空気を吹くパフォーマンスと,3種類のリング。キャッチボールは,水を入れた約8kgのボールを相手の口から口へと渡すというもの。器用に出して渡してを繰り返していた。魚に空気を吐くパフォーマンスでは,飼育員さんの持っていた魚をフーフー一生懸命吐いていた。けっこう地味だったが,魚が曲がっていたので,しっかり吐いていたのだと思う。そしてリングは,口から空気を出して前に向かって作られた丸い輪と,おでこの後ろ側にある耳から空気を出して上に向かって作られた丸い輪,さらには,耳から空気を出して前に向けて作った大きな輪。3つめのに関しては,その中を自分でくぐっていた。どの輪もとてもきれいな丸い円になっていて,発せられて数秒経って消える。一体どうしたらこんなにきれいな円が作れるのか,と感心するばかりだ。輪を作るパフォーマンスは,飼育員さんが,シロイルカが自分たちで勝手に遊んでいるときに発見し,それを洗練させたものらしい。シロイルカは好奇心旺盛で遊び好き。パフォーマンス外でも,水中にあるボールや縄のついた輪などを噛んだり運んだりして遊んでいた。
平日に訪れたこともあり,お客さんはだいぶ少なめ。パフォーマンスも前で見ることができたし,それ以外の時間も,シロイルカの水槽の前でしばし滞在しながらゆっくり見ることができた。別館には繁殖用のプールもあり,そちらでもシロイルカを数頭見ることができる。



アクアスにこの時期に行ってラッキーだったことは,ペンギンの子どもを見られたことだ。オウサマペンギンの子が夏頃生まれとのことで,だいぶ大きくなり,でも体はずんぐりむっくりでモフモフしている。オトナのオウサマペンギンより大きいのではないだろうか。よたよた歩くのがまた可愛い。親?と思われるオウサマペンギンがその子の毛づくろいをしている姿も見られた。来年の春頃には今のモフモフの毛はすっかり抜け,大人になるとのこと。
マゼランペンギンの餌やりパフォーマンスも見ることができたのだが,こちらは餌の取り合いが凄まじかった。飼育員さんの投げた魚を何匹かがくちばしで引っ張り合うから,魚がちぎれてそれぞれの口に入っていく。ちなみに,魚は頭
から飲み込むスタイル。器用にくちばしで頭を下にして飲み込んでいく。そのほうが,ヒレなどが体の中で引っかからずに今で届くからいいのだとか。

静かな,でも荒々しい日本海を見ることができるのもアクアスのいいところ。バス到着の出雲市駅から水族館最寄りの波子駅までの山陰本線に乗っているときにも日本海がときおり見えるが,水族館には展望台もあり,おもいっきり日本海が見渡せる。そういえば,山陰本線に乗っているときにふと思ったのが,赤茶色の瓦の家がやけに多いなということ。うちの地元では黒系の瓦の家が一般的で,茶色系はほとんどない。それに,一般的に瓦のイメージは黒だよな~と思いつつ,それが逆転しているから不思議に思って調べてみたところ,これは石州瓦というものらしいと分かった。石見地方で昔から作られている瓦とのこと。地域特産品との偶然の出会いだった。

今回,島根県へは夜行バスで向かった。行きも帰りもオリオンバス,しかも同じ乗務員のペア(男性1名,女性1名)だった。体力ありそうなかっこいい方々だったな。安全で心地いい運転,挨拶も爽やか。女性の方は気配りもしてくれて…遠出の際はよく夜行バスを利用するのだけど,これまで乗った中で一番だったかもしれない。

とりあえず,シロイルカめぐりの旅はここで一段落。とはいえ,名古屋港水族館とアクアスは他よりもシロイルカの飼育数が多く,また,名古屋港水族館ではかなり近くでシロイルカのトレーニング風景が見られるのでまた行きたい。八景島シーパラダイスでは,春夏期にシロイルカと泳げるので,それも参加したいし,鴨川シーワールドはシャチもいて海獣類が充実しているからここも再訪の価値あり。上越の水族館では,シロイルカのショーが新しくなったとのことで,こちらもまた行きたいな~。
ということで,時間を見つけてまたシロイルカたちに会いに行きたい。